新型コロナウイルス(3月18日現在:日本から大連に来訪する場合の注意事項)
令和2年3月18日
●大連市では,3月16日に入院者数は0人となりました。なお,累計の感染者数は19人で,2月17日以降新規感染者は発生していません。
●大連市では,国外からの感染流入防止のため,引き続き,日本を含む外国から大連に到着した方に対し,空港から居所まで政府の車両での移動,居所での14日間隔離の措置がとられています。本措置は,国籍及び出発地を問わないものであり,到着の流れや注意事項は下記を参照してください。
●3月7日にお知らせした,公共交通機関や銀行・ショッピングモール等人が集まる施設への立ち入りの際に必要な「大連健康コード(健康碼)」については,外国人が利用できない状況が続いており,市政府によれば近日中に対応予定とのことです。ただし現段階では完全な運用には至っておらず,個別の事例として,タクシーやバスに乗車できないケースも報告されています。市内を移動される場合は行先の関連機関の情報に留意してください。
●大連を来訪される方,特に日本への一時帰国から戻ってくる予定の大連駐在の方におかれては,最新の情報を確認するとともに,必ず出発前に事前に所属先及び住居管理者とよく連絡をとるよう注意してください。
【大連に来訪する際の注意事項】
1 中国政府の措置により,観光,知人訪問,トランジットの目的での中国入国査証の免除が暫定的に停止されています。また,商用,親族訪問の目的でノービザで来訪する場合には,中国国内の招待側が7日以内に発行した書類の原本を提示する必要があります。
2 大連空港到着時,検疫手続きが厳格に行われています。検疫は,体温測定,健康申告書(出/入境健康申明カード)の提出,検疫官による質問等の一連の手続きがあり,1~2時間ないしそれ以上を要することがあります(搭乗者数や同時刻に到着する他便の有無にも左右されます)。検疫手続きで特に注意すべきことは以下の通りです。
(1) 中国の基準では体温が37.3度以上ある場合には検疫が厳重になり,到着後に医学観察措置がとられる可能性があります。
(2) 機内でも検疫官による検温が行われるとともに,健康申告書の確認が行われます。機内で配布されますので,必ず大連到着前に機内で記載してください。また,検疫官の指示があるまで降機できません。
(3) 健康申告書には,過去14日間に滞在した場所,海外渡航歴の記載が求められるほか,解熱剤,感冒薬,咳止め薬を服用している場合には,その旨を申告する必要があります(健康申告書にチェック欄あり)。虚偽の申告がなされた場合,中国の法律により罰せられる可能性があります。
(4) また,健康申告書には,大連での住所と自身の電話番号(ローミング可能な日本の携帯電話でも可),大連での招待人等の連絡先(所属先の担当者,親族など)を記載する必要があります。特に,記載された住所の住居管理者(社区,レジデンス,ホテル)が下記の自宅隔離措置を受け入れる同意が得られていない場合,検疫手続に長時間を要するケースがあります。必ず日本出発前に住居管理者と連絡をとるようにしてください。
3 入国審査(辺防)においても,連絡先,最終目的地(大連から他の都市への移動)等についてのインタビューが行われます。
4 大連空港から居所までは,大連市政府がアレンジする車輌で移動する必要があります。空港での入国手続き完了後,大連市外事弁公室が設置している外国人カウンターに相談してください。また,大連到着後に空路や高鉄で他都市に移動する場合も,同じく外事弁公室の職員の指示にしたがってください。
5 外国からの来訪者は,すべて14日間の隔離措置がとられています。大連での固定居所(ホテルの長期契約を含む)がある場合は,住宅(レジデンス,社区等)が隔離を受け入れる条件が整っている場合にのみ自宅隔離ができます。それ以外の場合には,大連市政府指定のホテル(国際金融中心,中山大酒店)で隔離されることになります(自費)。
家族が先に大連に滞在している場合には,同居家族も隔離となるのが原則です。住居管理者と相談してください。
6 隔離期間終了後,PCR検査が行われることになっており,健康証明書を受領することができます。現段階ではPCR検査を隔離対象者全員に実施されているわけではないようですが,検査の日程等については政府や各地区,住居管理者等から個別に連絡が入ることとなっていますので,詳細は住居管理者に確認願います。
健康証明書は,復職に必要となる場合があるほか,「健康コード」に代替できるものになります。
【連絡先,相談先】
○大連市政府へのお問い合わせ先
大連市外事弁公室(日本語) 159-4110-1783
○当事務所へのお問い合わせ先(新型コロナウイルス関連)
・電話番号:0411-8370-4077(執務時間以外は400-820-1192,24時間対応)
・メールアドレス:ryojidl@dl.mofa.go.jp
【在大連領事事務所関連情報】
○新型コロナウイルス感染症特設ページ
https://www.dalian.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000514.html
○大連市における交通事情等
https://www.dalian.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000550.html
【リンク・関連情報等】
※日本の各省庁からの公式情報
○外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
○厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
○法務省ホームページ
http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/20200131comment.html
※大連市政府からの公式情報
○大連市政府新聞弁公室「大連発布」リアルタイム統計
http://dalian.runsky.com/node_201720.html
○大連市外事弁公室「大連外事」外国人向け注意喚起
https://mp.weixin.qq.com/s/9XmssKHy8hRPE53JMWmdZA
※在留届及び「たびレジ」への登録のお願い
○3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え,必ず在留届を提出してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
○転出,帰国などされた方は,「転出(帰国)届・変更届」を提出してください(メール提出可)。
https://www.dalian.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/zairyu.html
○3か月未満の旅行や出張などの際には,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html
●大連市では,国外からの感染流入防止のため,引き続き,日本を含む外国から大連に到着した方に対し,空港から居所まで政府の車両での移動,居所での14日間隔離の措置がとられています。本措置は,国籍及び出発地を問わないものであり,到着の流れや注意事項は下記を参照してください。
●3月7日にお知らせした,公共交通機関や銀行・ショッピングモール等人が集まる施設への立ち入りの際に必要な「大連健康コード(健康碼)」については,外国人が利用できない状況が続いており,市政府によれば近日中に対応予定とのことです。ただし現段階では完全な運用には至っておらず,個別の事例として,タクシーやバスに乗車できないケースも報告されています。市内を移動される場合は行先の関連機関の情報に留意してください。
●大連を来訪される方,特に日本への一時帰国から戻ってくる予定の大連駐在の方におかれては,最新の情報を確認するとともに,必ず出発前に事前に所属先及び住居管理者とよく連絡をとるよう注意してください。
【大連に来訪する際の注意事項】
1 中国政府の措置により,観光,知人訪問,トランジットの目的での中国入国査証の免除が暫定的に停止されています。また,商用,親族訪問の目的でノービザで来訪する場合には,中国国内の招待側が7日以内に発行した書類の原本を提示する必要があります。
2 大連空港到着時,検疫手続きが厳格に行われています。検疫は,体温測定,健康申告書(出/入境健康申明カード)の提出,検疫官による質問等の一連の手続きがあり,1~2時間ないしそれ以上を要することがあります(搭乗者数や同時刻に到着する他便の有無にも左右されます)。検疫手続きで特に注意すべきことは以下の通りです。
(1) 中国の基準では体温が37.3度以上ある場合には検疫が厳重になり,到着後に医学観察措置がとられる可能性があります。
(2) 機内でも検疫官による検温が行われるとともに,健康申告書の確認が行われます。機内で配布されますので,必ず大連到着前に機内で記載してください。また,検疫官の指示があるまで降機できません。
(3) 健康申告書には,過去14日間に滞在した場所,海外渡航歴の記載が求められるほか,解熱剤,感冒薬,咳止め薬を服用している場合には,その旨を申告する必要があります(健康申告書にチェック欄あり)。虚偽の申告がなされた場合,中国の法律により罰せられる可能性があります。
(4) また,健康申告書には,大連での住所と自身の電話番号(ローミング可能な日本の携帯電話でも可),大連での招待人等の連絡先(所属先の担当者,親族など)を記載する必要があります。特に,記載された住所の住居管理者(社区,レジデンス,ホテル)が下記の自宅隔離措置を受け入れる同意が得られていない場合,検疫手続に長時間を要するケースがあります。必ず日本出発前に住居管理者と連絡をとるようにしてください。
3 入国審査(辺防)においても,連絡先,最終目的地(大連から他の都市への移動)等についてのインタビューが行われます。
4 大連空港から居所までは,大連市政府がアレンジする車輌で移動する必要があります。空港での入国手続き完了後,大連市外事弁公室が設置している外国人カウンターに相談してください。また,大連到着後に空路や高鉄で他都市に移動する場合も,同じく外事弁公室の職員の指示にしたがってください。
5 外国からの来訪者は,すべて14日間の隔離措置がとられています。大連での固定居所(ホテルの長期契約を含む)がある場合は,住宅(レジデンス,社区等)が隔離を受け入れる条件が整っている場合にのみ自宅隔離ができます。それ以外の場合には,大連市政府指定のホテル(国際金融中心,中山大酒店)で隔離されることになります(自費)。
家族が先に大連に滞在している場合には,同居家族も隔離となるのが原則です。住居管理者と相談してください。
6 隔離期間終了後,PCR検査が行われることになっており,健康証明書を受領することができます。現段階ではPCR検査を隔離対象者全員に実施されているわけではないようですが,検査の日程等については政府や各地区,住居管理者等から個別に連絡が入ることとなっていますので,詳細は住居管理者に確認願います。
健康証明書は,復職に必要となる場合があるほか,「健康コード」に代替できるものになります。
【連絡先,相談先】
○大連市政府へのお問い合わせ先
大連市外事弁公室(日本語) 159-4110-1783
○当事務所へのお問い合わせ先(新型コロナウイルス関連)
・電話番号:0411-8370-4077(執務時間以外は400-820-1192,24時間対応)
・メールアドレス:ryojidl@dl.mofa.go.jp
【在大連領事事務所関連情報】
○新型コロナウイルス感染症特設ページ
https://www.dalian.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000514.html
○大連市における交通事情等
https://www.dalian.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000550.html
【リンク・関連情報等】
※日本の各省庁からの公式情報
○外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
○厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
○法務省ホームページ
http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/20200131comment.html
※大連市政府からの公式情報
○大連市政府新聞弁公室「大連発布」リアルタイム統計
http://dalian.runsky.com/node_201720.html
○大連市外事弁公室「大連外事」外国人向け注意喚起
https://mp.weixin.qq.com/s/9XmssKHy8hRPE53JMWmdZA
※在留届及び「たびレジ」への登録のお願い
○3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え,必ず在留届を提出してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
○転出,帰国などされた方は,「転出(帰国)届・変更届」を提出してください(メール提出可)。
https://www.dalian.cn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/zairyu.html
○3か月未満の旅行や出張などの際には,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html