当事務所次席領事が「大連・地方銀行合同交流会2025」に出席

令和7年12月10日
11月21日、米田麻衣・在大連領事事務所次席領事は、大連、上海に拠点を置く地方銀行計10行が主催する「大連・地方銀行合同交流会2025」に出席し挨拶を行いました。


山根元博・山口銀行大連支店支店長の挨拶

第1部のセミナーでは、「AI利用と法的リスク」をテーマに、リドラ・ローファーム北京オフィスの松本秀敏氏の講演が行われ、中国におけるAI活用の最新動向を概観しつつ、企業が留意すべき法的課題について、実務的な視点から解説が行われました。また、大連金港産業園有限公司の関係者から「大連中日生態モデル城」の概要説明がありました。


松本秀敏・リドラ・ローファーム北京オフィスの講演

続く、第2部では、企業交流会が開催されました。米田次席領事は冒頭の挨拶の中で、本交流会が各地の日系企業同士のネットワーク強化や情報交換の貴重な場となっている点を強調し、今回の交流会を通じた新たなビジネス機会の創出に期待を寄せました。また、在留邦人の安全確保と並ぶ大連領事事務所の重要な使命として、日系企業の安定した事業活動を引き続き支援していくと述べ、当事務所としての支援の姿勢を表明しました。


米田次席領事の挨拶

「大連・地方銀行合同交流会」は、毎年、日系企業・金融機関間のネットワーク強化と情報共有の場として定着しており、大連、青島、上海など中国各地の日系企業関係者など約140名が参加し、業種や地域を超えた活発な意見交換と交流が行われました。
 本交流会は、以下の地方銀行10行が共同で主催しました。
・主幹事行:山口銀行大連支店
・主催行(50音順):伊予銀行上海駐在事務所、大垣共立銀行上海駐在員事務所、京都銀行上海駐在員事務所、山陰合同銀行上海駐在員事務所、七十七銀行上海駐在員事務所、千葉銀行上海駐在員事務所、八十二銀行上海駐在員事務所、福岡銀行大連駐在員事務所、北陸銀行大連駐在員事務所


会場の様子