大連日中現代文化交流シリーズ講座「東方を知る」第三回 ————「日中アニメの企画制作」講座を実施
令和7年11月28日
11月8日、当事務所は大連市中日韓交流協会、交易広場及びアニプレックス(上海)文化芸術有限公司との共催により、第三回大連日中現代文化交流シリーズ講座「東方を知る」を交易広場にて開催しました。今回は、アニプレックス(上海)文化芸術有限公司の黒崎静佳総経理を講師に迎え、「日中アニメの企画制作」をテーマとした講座を行い、大連の一般市民約100名が参加しました。

会場の様子(交易広場)
本シリーズ講座は、日本に関心がある大連市民に対し、漫画・アニメ、ライフスタイル、建築など、特に若い世代が関心ある分野に関する専門家を大連、上海及び日本から招き、講演会やワークショップなどを行うことを通じ、参加者が日本文化への理解を深める一助とすると共に、日中両国の民間交流及び相互理解を促進することを目的としています。

黒崎静佳・アニプレックス(上海)文化芸術有限公司総経理(右)
今回の講師である黒崎静佳総経理は、2009年に株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントに入社後、ソニーグループの映像プロデュース会社であるアニプレックス社でDVD及びCD販売を担当したほか、2011年からはアニメ宣伝を担当、2012年にプロデューサーに転身し、30以上の映像作品と2つのオンラインゲームの制作に携わりました。その後2017年から同社のグローバル展開や海外のパートナーとの提携を担当し、2024年10月から現職を務められています。
講座に先立ち、米田麻衣次席領事、周家豪・大連市中日韓交流協会秘書長及び山口猛・オリックスビル(大連)有限公司董事長助理がそれぞれ挨拶を行いました。米田次席領事は、日中両国の愛好者に幅広く受入れられているアニメ文化の交流は、日中人的・文化交流においても重要な役割を果たしており、本講座の開催が、大連の方々が日中のアニメ文化に関心を深めるきっかけとなることへの期待を述べました。

米田次席領事の挨拶

山口猛・オリックスビル(大連)有限公司董事長助理の挨拶


黒崎静佳・アニプレックス(上海)文化芸術有限公司総経理の講演
講座では、黒崎総経理がアニメプロデューサーの視点からアニメ制作の流れを紹介すると共に、従来は日本のアニメを中国に輸出することが主流であった状況が、現在では良質な中国のアニメを日本及び世界に発信することにも力点を置いてビジネス展開していることにも触れつつ、日本と中国それぞれのアニメ作品の特徴やアニメ分野における日中間での協力について解説しました。講座の内容は、業界の第一線で活躍する黒崎総経理ならではの視点や情報が満載で、来場者は興味津々で講演に耳を傾けていました。講座の最後には、11月14日より中国で公開予定の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の告知があったほか、活発な質疑応答も行われました。

集合写真
左から:周家豪・大連市中日韓交流協会秘書長
山口猛・オリックスビル(大連)有限公司董事長助理
段世婵・ソニー(中国)有限公司企業公共事務本部職員
黒崎静佳・アニプレックス(上海)文化芸術有限公司総経理
米田次席領事
林峰・大連市中日韓交流協会会長
熊鑫・オリックスビル(大連)有限公司副総監
株式会社アニプレックスは、アニメーションを中心に幅広いビジネスを手掛け全世界に展開する、総合エンタテインメントカンパニーです。アニプレックス(上海)文化芸術有限公司は、その子会社として2019年9月に設立され、中国におけるライセンス・商品化、 IP開発等のアニメビジネスを展開する先駆けとして上海で事業展開を行っています。

会場の様子(交易広場)
本シリーズ講座は、日本に関心がある大連市民に対し、漫画・アニメ、ライフスタイル、建築など、特に若い世代が関心ある分野に関する専門家を大連、上海及び日本から招き、講演会やワークショップなどを行うことを通じ、参加者が日本文化への理解を深める一助とすると共に、日中両国の民間交流及び相互理解を促進することを目的としています。

黒崎静佳・アニプレックス(上海)文化芸術有限公司総経理(右)
今回の講師である黒崎静佳総経理は、2009年に株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントに入社後、ソニーグループの映像プロデュース会社であるアニプレックス社でDVD及びCD販売を担当したほか、2011年からはアニメ宣伝を担当、2012年にプロデューサーに転身し、30以上の映像作品と2つのオンラインゲームの制作に携わりました。その後2017年から同社のグローバル展開や海外のパートナーとの提携を担当し、2024年10月から現職を務められています。
講座に先立ち、米田麻衣次席領事、周家豪・大連市中日韓交流協会秘書長及び山口猛・オリックスビル(大連)有限公司董事長助理がそれぞれ挨拶を行いました。米田次席領事は、日中両国の愛好者に幅広く受入れられているアニメ文化の交流は、日中人的・文化交流においても重要な役割を果たしており、本講座の開催が、大連の方々が日中のアニメ文化に関心を深めるきっかけとなることへの期待を述べました。

米田次席領事の挨拶

山口猛・オリックスビル(大連)有限公司董事長助理の挨拶


黒崎静佳・アニプレックス(上海)文化芸術有限公司総経理の講演
講座では、黒崎総経理がアニメプロデューサーの視点からアニメ制作の流れを紹介すると共に、従来は日本のアニメを中国に輸出することが主流であった状況が、現在では良質な中国のアニメを日本及び世界に発信することにも力点を置いてビジネス展開していることにも触れつつ、日本と中国それぞれのアニメ作品の特徴やアニメ分野における日中間での協力について解説しました。講座の内容は、業界の第一線で活躍する黒崎総経理ならではの視点や情報が満載で、来場者は興味津々で講演に耳を傾けていました。講座の最後には、11月14日より中国で公開予定の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の告知があったほか、活発な質疑応答も行われました。

集合写真
左から:周家豪・大連市中日韓交流協会秘書長
山口猛・オリックスビル(大連)有限公司董事長助理
段世婵・ソニー(中国)有限公司企業公共事務本部職員
黒崎静佳・アニプレックス(上海)文化芸術有限公司総経理
米田次席領事
林峰・大連市中日韓交流協会会長
熊鑫・オリックスビル(大連)有限公司副総監
株式会社アニプレックスは、アニメーションを中心に幅広いビジネスを手掛け全世界に展開する、総合エンタテインメントカンパニーです。アニプレックス(上海)文化芸術有限公司は、その子会社として2019年9月に設立され、中国におけるライセンス・商品化、 IP開発等のアニメビジネスを展開する先駆けとして上海で事業展開を行っています。