当事務所代表が『「Silent Speech」瀬戸正人×鄒雷 対話展』開幕式に出席

令和7年10月22日
9月30日、浜田伸子・在大連領事事務所所長は、大連D.FOTO芸術空間で開催された『「Silent Speech」瀬戸正人×鄒雷 対話展』開幕式に出席し、挨拶を行いました。
 
本作品展では、「Photographs always speak, even in silence.(写真はいつも語っている、たとえ沈黙の中でも。)」をテーマとして、瀬戸正人氏の「Silent Mode」シリーズ30年の歩みを展示するともに、「Silent Speech」として、鄒雷氏がCG技術や生成AIを駆使して制作した近未来の「Silent Mode」シリーズ作品のほか、鑑賞者とのインタラクティブな作品の展示が行われています。


本作品展のテーマ

 
展示作品の様子

また、開幕式当日は、鄒雷氏に加えて日本から来訪した瀬戸正人氏も出席し、挨拶を行いました。


瀬戸正人氏の挨拶


鄒雷氏の挨拶

浜田所長は挨拶の中で、今回の作品展の主役となる二人のアーティストが立ち会う中で、その作品をこの大連で鑑賞できることを大変嬉しく思うとともに、今回の作品展を通じて、写真を通じた日本と大連との文化交流が一層促進していくことを祈念する旨述べました。
 

浜田所長の挨拶


集合写真
左2人目から:浜田所長、瀬戸正人氏、鄒雷氏、キュレーターを務める趙磊氏
 

瀬戸正人氏は、タイ生まれ、福島県育ちの写真家であり、東京視覚芸術学院を卒業後、森山大道氏に師事。深瀬昌久氏の助手を務めた後、「写真界の芥川賞」と言われる木村伊兵衛写真賞や日本写真協会年度賞を始め数々の賞を受賞するなど、日本を代表する写真家の一人です。
鄒雷氏は、ドイツのカッセル芸術学院で芸術学修士号を取得し、その後大連理工大学の建築及び芸術学院で教鞭をとりながら大連と東京で活動する気鋭の芸術家であり、2025年6月には大連で、細江英公、深瀬昌久、森山大道、須田一政といった日本写真界4名の巨匠をテーマとした作品展「日常非常——日本写真界巨匠の視覚劇場」のキュレーターを務めるなど、日本との文化交流を積極的に行っています。