大連漫歩広告有限公司への在外公館長表彰転達式を実施

令和7年9月24日
9月13日、在大連領事事務所は、大連長興島ゴルフ倶楽部において、大連漫歩広告有限公司に対し、浜田隆・在瀋陽日本国総領事からの在外公館長表彰を転達しました。


左:佐々木高之・大連漫歩広告有限公司董事長
右:浜田伸子・在大連領事事務所所長


在外公館長表彰は、日本の大使館、総領事館の業務に協力し、日本の対外経済交流の発展、日本と諸国の相互理解の促進や友好親善の増進などで顕著な貢献のあった個人又は団体を顕彰することを目的としています。
 
大連漫歩広告有限公司は、2005年にフリーペーパー「Whenever大連」誌を創刊以来、20年間に亘り一貫して、大連に居住する日本人に対して、ビジネスや生活、各種交流イベントなどの情報提供に努めてこられました。
同誌は、現地駐在員を始めとする大連の在留邦人が毎月無料で閲覧し、生活や交流の足がかりとする情報共有プラットフォームの役割を果たしているだけでなく、日本人や日系企業と交流を持つ当地中国人にとっても重要な参考情報源となっています。
また、同社は、そうしたプラットフォームの役割を果たすことを念頭に、天皇誕生日祝賀レセプションや在外公館文化事業を始めとする当領事事務所主催イベントの取材や広報にも積極的に協力くださっています。
 
浜田所長は挨拶の中で、同誌が長年に亘り誌面を充実させ、大連に駐在、居住する日本人の活躍の促進及び大連の方々との相互理解の促進のために果たしてきた役割の大きさを指摘し、あわせてこれまでの領事事務所に対する協力に謝意を示しました。


 
浜田所長の挨拶

佐々木高之・大連漫歩広告有限公司董事長は、挨拶の中で、大連漫歩広告有限公司及び「Whenever大連」を支えてくれた読者、取引企業及びこの日集まった関係者に謝意を述べ、「Whenever大連」創刊の歴史や、創業者である故・猪瀬和道前編集長が日・大連関係にかけた思いを紹介しました。また、今回の受賞を契機に引き続き、大連在留邦人へ有益な情報を届けると共に、日中友好交流を推進するプラットフォームとしての役割を果たしていきたい旨述べました。


佐々木高之・大連漫歩広告有限公司董事長

続いて谷口恵・嘉立思(大連)教育諮詢有限公司総経理(大連日本語教師会会長)から寄せられた祝辞を、米田麻衣・在大連領事事務所次席領事が代読しました。
谷口総経理は、祝辞の中で、かつて自身をインタビューしてくれた故・猪瀬前編集長との思い出や、この20年間、「Whenever大連」の読者として感じてきた、「大連に住む日本人の生活を支え、人々の思いを伝え、交流のきっかけをつくる」という同誌の役割を振り返り、今回、大連漫歩広告有限公司が在外公館長表彰を受賞したことを大変嬉しく思うとともに、今後も同社及び同誌が日中をつなぐ大切な架け橋として、一層発展していくことを祈念する旨述べました。
 

谷口恵・嘉立思(大連)教育諮詢有限公司総経理(大連日本語教師会会長)からの
祝辞を代読する米田次席領事


大連漫歩広告有限公司社員の方々との記念写真

左5人目から:佐々木高之・大連漫歩広告有限公司董事長
浜田所長
松永瑞紀・大連漫歩広告有限公司編集長
米田次席領事