達増拓也・岩手県知事の大連市訪問

令和7年7月9日
6月11日、達増拓也・岩手県知事一行が大連市を訪問し、陳紹旺・大連市市長と会見を行いました。また、会見に続き、いわてウィンターリゾート協議会と大連市スキー協会との間でウィンタースポーツに関する友好協力の覚書が締結されました。浜田伸子・大連領事事務所所長が同行事に同席しました。

達増知事は陳市長との会見で、岩手県と大連市の交流及び協力は長年に亘って成果を生み出しており、更に協力の分野を広げ、両地域の友好関係をより一層推進していきたい旨述べました。
また、陳市長は、今回のウィンタースポーツに関する友好協力の覚書締結を契機として、氷雪経済領域での協力を更に推進し、ウィンタースポーツ産業の共同発展を実現していきたい旨述べたほか、経済貿易の強化や大連と岩手の間で行われている公務員の相互派遣研修を始めとする人的・文化交流メカニズムを一層整備していきたい旨述べました。
浜田所長は、人的・文化、経済、教育など様々な分野で、民間の方々も参加する形で交流を推し進めることができる地方間交流は大変重要であり、領事事務所としてもそうした交流を後押ししていきたいと述べました。


達増知事と陳紹旺・大連市市長との会見
左側2人から:浜田所長
達増拓也・岩手県知事
陳紹旺・大連市市長


いわてウィンターリゾート協議会と大連市スキー協会のウィンタースポーツに関する友好協力の覚書締結
 
佐藤光紀・いわてウィンターリゾート協議会副会長
王桂華・大連市スキー協会会長 
 
岩手県は2007年に大連市と「地域間連携の推進に係る協定」、2021年に遼寧省と「友好交流協力協定書」をそれぞれ結んで以来、両県省は大連市からの公務員研修生の受け入れを始め、経済、貿易、文化、観光など様々な分野で交流を行っています。