宮下宗一郎・青森県知事及び西秀記・青森市長の大連市訪問

5月18日～20日、宮下宗一郎・青森県知事及び西秀記・青森市長が青森県経済ミッション団とともに大連市を訪問し、大連市政府要人との会見、「第11回　青森県・大連市友好経済交流委員会」の開催、及び「青森県・大連市交流協定締結20周年記念レセプション」への出席など、一連の活動を行いました。浜田伸子・大連領事事務所所長は、宮下知事及び西市長一行の公式行事の一部に同席しました。
 
5月19日には、宮下知事及び西市長は、熊茂平・大連市委書記との間で会見を行いました。宮下知事は、青森県と大連市は2004年から友好交流が継続されており、過去20年間にわたり、双方は友好経済交流委員会やチャーター便の運航などを通じ交流を行い、深い友情を築いてきたと述べ、西市長は、両地域の交流が20周年の節目を迎えられたのは、お互いに理解を深めながら、地道に、そして着実に信頼関係を積み上げて来たことが何よりも重要であったと述べました。
熊書記より、大連市と青森県・青森市は伝統的な友好関係を継続し、互恵的な協力を深め、文化観光資源の優位性をお互いに補完し合って「相互に訪問できる観光地」を開発すること、ウィンウィン関係の発展を達成することを希望する旨の話がありました。
浜田所長は、今回の宮下知事及び西市長一行の大連市訪問を含む地方間交流は、昨年11月の日中首脳間で確認された両国のコンセンサスの基礎となると考える旨述べました。