当事務所代表が遼寧省無形文化遺産継承者・姜偉氏の迎春現代書画個展 「筆墨との出会い」を視察

令和7年2月5日
 1月23日、浜田伸子・在大連領事事務所所長は、遼寧省無形文化遺産継承者、東北財経大学客員教授、大連大学特任教授、大連芸術学院客員教授である姜偉氏の案内のもと、大連市天津街広場公園で開催中の迎春現代書画個展「筆墨との出会い」を視察しました。
 
 
会場の様子
 
 本個展では、姜偉氏が創作した中国の流行ネット用語などを題材とした書画作品、港湾都市である大連に因んだ海洋生物の作品などの展示が行われています。
 
 

 
展示作品の数々
 
 また、当日の会場では、春節の書道体験、子供達による漢詩の朗読、中国茶芸のパフォーマンスが行われ、賑やかに春節を祝いました。
 
                     春節に際して「福」の字を書く浜田所長              中国茶芸のパフォーマンス  
 
      
参加者全体の集合写真
 
 
左3番目から:浜田所長
姜偉氏
姫巍・大連中日教育文化交流協会副会長
           
 姜偉氏は、海派書画家、崂山派古琴演奏家、陶芸家、詩人、茶人であり、遼寧省無形文化遺産継承者として東北財経大学客員教授、大連大学特任教授、大連芸術学院客員教授などを務め、文化界で広く活躍されています。また、日本文化の研究者でもあり、日本で「南画」「文人画」と呼ばれる中国の南宗画に由来する絵画様式の作品や日本の書画、陶器などの収集家であるほか、日本の書道篆刻家の師村妙石氏に篆刻を学び、琴の訪日公演を行い、大連にて日中韓交流茶会を行うなど、日本との文化交流も積極的に行われています。