当事務所代表が2025年大連容月池坊花道工作室新年会及び 研習会「優秀花賞」表彰式に参加

令和7年1月16日
1月9日、浜田伸子・在大連領事事務所所長は、2025年大連容月池坊花道工作室新年会及び研習会「優秀花賞」表彰式に参加しました。
 
新年会では、昨年の大連容月池坊花道工作室の活動の振り返りが行われた後、容月・大連容月池坊華道工作室教授及び浜田所長が挨拶を述べ、容月教授より、2024年度研習会で優れた成績を収めた3名に「優秀花賞」が授与されました。
 
容月教授は新年の挨拶の中で、華道の修行は花を活ける技法に留まらず、花を通じて道を悟り、心を磨き、自然の美を発見して生命の変化を感じ取ること、その中で気付き並びに活力を得ることであると述べ、会員一人一人が華道を通じ、人と人の心を近づけ、共に成長していくようにとエールを送りました。
 
浜田所長は挨拶の中で「優秀花賞」の授賞を讃えるとともに、会員の方々が今後もいけばなを楽しみながら、その精神や大連の四季の花々への理解を深め、作品を通じてより多くの大連市民にいけばなの魅力を伝えていくことを期待する旨述べました。


容月・大連容月池坊華道工作室教授による挨拶
 
浜田所長による挨拶


容月教授による会員への「優秀花賞」の授与

その後、浜田所長ら領事事務所一行は、容月教授のレクチャーの下、池坊のいけばな体験を行い、会員の方々と交流し、華道の心得を学びました。
 

いけばな体験の様子


右から、浜田所長、容月・大連容月池坊華道工作室教授

容月池坊花道工作室は2018年8月に大連で設立され、現在、遼寧省内外から70名を超える愛好者が同教室でいけばなを学んでいます。同工作室は、設立以来、大連を拠点としつつ東北三省においていけばなを通じた日中間の文化交流に積極的に取り組んできました。こうした功績が評価され、2022年には片江学巳・在瀋陽日本国総領事(当時)から在外公館長表彰が授与されています。