当事務所代表による「2024年大連日中アカシア懇談会」への出席

令和6年7月26日
7月24日、浜田伸子・在大連領事事務所所長は、2024年大連日中アカシア懇談会に出席しました。同懇談会は、2019年に大連に所在する当事務所、大連日本商工会、日本貿易振興機構(JETRO)、地方自治体の各事務所等と大連市との定期的対話メカニズムとして立ち上げられ、今回が6回目の開催になります。
 
同懇談会には、日本側から浜田所長のほか、臼井宏之・大連日本商工会会長(東陶(大連)有限公司董事・総経理)、矢野徹・大連日本商工会事務局長(瑞穂銀行(中国)有限公司大連分行支店長)、重岡純・日本貿易振興機構大連事務所所長、瀧口達弘・北九州市大連事務所所長を始めとした当地日系企業及び地方自治体の代表者が、中国側から陳紹旺・大連市市長及び冷雪峰・同市副市長のほか、大連市政府関係機関の各責任者が出席しました。
 






矢野徹・大連日本商工会事務局長(瑞穂銀行(中国)有限公司大連分行支店長)





臼井宏之・大連日本商工会会長(東陶(大連)有限公司董事・総経理)




日高直行 大連日本商工会調査企画委員長(野村情報技術(大連)有限公司総経理)




重岡純・日本貿易振興機構大連事務所所長
 

同懇談会では、大連日本商工会が提出した日系企業が直面する諸問題や解決に向けた要望に対して、大連市側の担当機関から状況説明や改善に向けた取組などの回答が行われました。懇談会の最後に、陳市長から、大連の日系企業との間の定期的な連絡メカニズムを更に改善していくとともに、大連市政府と日系企業の相互利益実現のため双方の協力を促進していきたい旨の発言がありました。
 
懇談会終了後の懇親会では、日本側と大連側の参加者との交流が行われました。冒頭、浜田所長からは、今次アカシア懇談会に際した事前の意思疎通を通じて、日本側は大連市政府各部門が行ってきた多くの前向きな措置について理解を深めることができたと評価すると共に、依然として残る課題や新たに生じた課題については、今後も継続的な議論が必要である旨の乾杯の挨拶を述べました。
 


浜田伸子・在大連領事事務所所長