鴨田秋津・舞鶴市長の大連訪問

令和6年5月30日
5月20日、浜田伸子・在大連領事事務所所長は、当事務所を来訪した鴨田秋津・舞鶴市長と意見交換を行いました。
 
鴨田市長から、舞鶴市と大連市は、これまで25年以上に亘り、学校交流やホームステイを内容とする小学生の相互派遣等の青少年交流を実施してきたこと、並びにその歴代の参加者の中には、その後中国をはじめ世界各地で活躍している生徒がいることを紹介し、青少年交流の果たす役割の重要性について言及しました。
 
浜田所長から、長年に亘る舞鶴市の国際交流の取り組みを高く評価するとともに、日中間の相互理解を促進するためには青少年交流を含めた地方交流が重要であることを指摘し、当事務所としても舞鶴市及び大連に所在する地方自治体事務所と連携し、引き続き日中間の地方交流を後押ししていきたい旨述べました。
 

事務所を訪問した鴨田市長との記念写真
(右から、鴨田市長、浜田所長)
 
鴨田市長は5月18日から大連市を訪問し、大連市内で行われた「第33回大連アカシア祭り」に参加したほか、陳紹旺・大連市長と会談し、両市の友好交流の発展について意見交換を行いました。
 

陳市長との会談
(左から、鴨田市長、陳大連市長)
 
大連市と舞鶴市は1982年に友好都市を提携して以来、経済、文化、教育、スポーツ、医療など、多彩な分野にわたる活発な交流が行われています。特に青少年交流は、1992年に大連市から少年使節団が初めて舞鶴市を訪問して以後、コロナ禍等を除き隔年で小学生の受入と派遣を交互に実施し、両市を合わせて延べ260人が参加しています。2023年には新たな取り組みとして、舞鶴市から高校生を大連市に派遣し、大連外国語大学日本語学科の学生との交流や中国の文化体験活動が行われ、参加者の相互理解が深められました。