米田次席領事、「中国日語教学研究会大連分会年会・『まるごと 日本のことばと文化』発表会」に出席

令和6年1月15日
1月12日、米田麻衣在大連領事事務所次席領事は、大連市内のホテルで行われた「中国日語教学研究会大連分会年会・『まるごと 日本のことばと文化』発表会」に出席し、挨拶しました。
 
同行事では、「日本学研究方法論」とのテーマの下、中国国内で日本語教育に携わる4名の教授による研究発表が行われた他、国際交流基金が作成している日本語教材『まるごと 日本のことばと文化』の中国語訳教材最新刊が発表されました。日本語教育関係者約80名が同行事に出席した他、約3,000名がオンライン配信を視聴しました。
 
米田次席領事は挨拶の中で、中国日語教学研究会大連分会が長年にわたり日本語を通じた教育交流、文化交流に貢献していることについて、敬意と謝意を表しました。あわせて、昨年11月、米国サンフランシスコで行われた日中首脳会談で、岸田文雄内閣総理大臣と習近平国家主席が「様々な分野において、国民交流を一層拡大していくことで一致」したことについて述べ、言語を学ぶことは相手の国の文化や習慣を理解する第一歩で、交流の基礎となるものであり、その意味において、同分会の活動は、日本語教育という側面から日中両国首脳の共通認識に資する取り組みであると指摘しました。また、外語教学与研究出版社から『まるごと 日本のことばと文化』中国語版教材最新刊が出版されたことについて祝意を表し、本教材が、より多くの中国の方々の日本語学習をサポートされることへの期待を述べました。
 

米田次席領事挨拶

『まるごと 日本のことばと文化』発表会の様子
(右から李運博・中国日語教学研究会常務副会長、陳岩・中国日語教学研究会大連分会会長、松本千絵・国際交流基金日本文化センター主任助理、杜紅坡・外語教学与研究出版社総合語種教育出版分社副社長)

集合写真