所長挨拶
令和6年1月1日
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年2023年は、新型コロナウイルス流行に伴う各種制限が収束し、対面での各種イベントの実施や日中間の人的往来が再開した年でした。コロナ禍期間中は、日本―大連間の直行便は成田のみ継続していましたが、昨年末時点でそれに加えて仙台、羽田、名古屋、大阪、広島、福岡等が復航し、日中間の各分野における交流を後押ししています。
こうした中、昨年は日中平和友好条約締結45周年、そして当事務所の開設30周年という節目の年であったことを踏まえて、当事務所は、日本と大連市との経済・文化・教育交流等を促進すべく、大連日本商工会、JETRO大連事務所並びに大連市政府等と連携して一連の行事及び取り組みを行いました。
まず、6月、陳紹旺・大連市長を始めとする大連市政府関係者、大連日本商工会と連携して開催した「大連日中アカシア懇談会」では、当地の経済環境や今後の課題等について、率直な意見交換を実施しました。
次に、10月にはJETRO大連事務所、大連日本商工会、中国日語教学研究会大連分会との共催で「第5回日本語人材育成フォーラム」を開催し、大連での日本語教育に関して日中双方の関係者の皆様と意見交換を行うプラットフォームを提供できたことは、今後の更なる交流発展に向けて大変有意義でした。
更に、11月、「日中平和友好条約締結45周年及び当事務所設立30周年祝賀レセプション」を開催し、冷雪峰・大連市副市長を始めとする大連市の皆様及び大連日本商工会の皆様と共に、日本と大連の交流の歴史を振り返らせていただきました。
日中関係に目を投じれば、岸田文雄内閣総理大臣と習近平国家主席は、現地時間の昨年11月16日、米国サンフランシスコで日中首脳会談を行いました。両首脳は、戦略的互恵関係を包括的に推進することを再確認した上で、日中関係の新時代を切り開くべく、「建設的かつ安定的な日中関係」の構築という大きな方向性を確認し、更に、様々な分野における国民交流を一層拡大することで一致しました。
本2024年は、大連市と北九州市の友好都市締結45周年である他、東アジア文化都市として大連市、石川県等も選ばれております。本年、これら地方都市間の交流を始め、様々な分野の交流がより活発に行われることを期待します。
当事務所としましては、引き続き、大連の在留邦人の皆様の安全確保・駐在日系企業の支援を主要な任務として全力を尽くすとともに、日本と大連の交流を一層後押しするべく尽力する所存ですので、皆様からお力添えをいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
最後に、皆様の益々のご健勝とご活躍を心より祈念しまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
昨年2023年は、新型コロナウイルス流行に伴う各種制限が収束し、対面での各種イベントの実施や日中間の人的往来が再開した年でした。コロナ禍期間中は、日本―大連間の直行便は成田のみ継続していましたが、昨年末時点でそれに加えて仙台、羽田、名古屋、大阪、広島、福岡等が復航し、日中間の各分野における交流を後押ししています。
こうした中、昨年は日中平和友好条約締結45周年、そして当事務所の開設30周年という節目の年であったことを踏まえて、当事務所は、日本と大連市との経済・文化・教育交流等を促進すべく、大連日本商工会、JETRO大連事務所並びに大連市政府等と連携して一連の行事及び取り組みを行いました。
まず、6月、陳紹旺・大連市長を始めとする大連市政府関係者、大連日本商工会と連携して開催した「大連日中アカシア懇談会」では、当地の経済環境や今後の課題等について、率直な意見交換を実施しました。
次に、10月にはJETRO大連事務所、大連日本商工会、中国日語教学研究会大連分会との共催で「第5回日本語人材育成フォーラム」を開催し、大連での日本語教育に関して日中双方の関係者の皆様と意見交換を行うプラットフォームを提供できたことは、今後の更なる交流発展に向けて大変有意義でした。
更に、11月、「日中平和友好条約締結45周年及び当事務所設立30周年祝賀レセプション」を開催し、冷雪峰・大連市副市長を始めとする大連市の皆様及び大連日本商工会の皆様と共に、日本と大連の交流の歴史を振り返らせていただきました。
日中関係に目を投じれば、岸田文雄内閣総理大臣と習近平国家主席は、現地時間の昨年11月16日、米国サンフランシスコで日中首脳会談を行いました。両首脳は、戦略的互恵関係を包括的に推進することを再確認した上で、日中関係の新時代を切り開くべく、「建設的かつ安定的な日中関係」の構築という大きな方向性を確認し、更に、様々な分野における国民交流を一層拡大することで一致しました。
本2024年は、大連市と北九州市の友好都市締結45周年である他、東アジア文化都市として大連市、石川県等も選ばれております。本年、これら地方都市間の交流を始め、様々な分野の交流がより活発に行われることを期待します。
当事務所としましては、引き続き、大連の在留邦人の皆様の安全確保・駐在日系企業の支援を主要な任務として全力を尽くすとともに、日本と大連の交流を一層後押しするべく尽力する所存ですので、皆様からお力添えをいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
最後に、皆様の益々のご健勝とご活躍を心より祈念しまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
在瀋陽日本国総領事館在大連領事事務所
等々力研
等々力研