令和5年度外務大臣表彰転達式

令和5年11月22日
11月17日、等々力研在大連領事事務所所長は大連日本商工会及びキヤノン大連事務機有限公司に対し、「令和5年度外務大臣表彰」の転達を行いました。
 
外務大臣表彰は我が国と諸外国との友好親善関係の増進において、特に顕著な功績のあった個人および団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としています。
 
大連日本商工会は1983年に設立し、日系企業の大連での発展をサポートし、投資環境の改善のために大連市政府関係部門と連携をとっており、大連と日本の経済交流、文化交流等において貢献しています。
 
柴田晃伸・同会長は挨拶の中で、2023年は日中平和友好条約締結45周年であると同時に、大連日本商工会設立40周年でもあり、大連日本商工会は今回の授与を機会に、より良いビジネス環境作りに向けた活動を促進し、日中経済交流の発展と日中友好の増進に役立つことができるよう活動を継続していく旨述べました。

 
キヤノン大連事務機有限公司は1990年から30年以上にわたって、「キヤノン杯」 日本語弁論大会を実施しており、同大会にはこれまでに約17万人の参加があり、100名近くの選手に対して日本研修を実施し、大連での日本語教育レベルの向上及び日中交流に貢献しています。
 
中川三千浩董事長・総経理は挨拶の中で「キヤノン杯」日本語弁論大会の歴史を振り返るとともに、今後も「キヤノン杯」を継続し、大連の日本語教育に貢献していく旨述べました。


 
等々力研所長は挨拶の中で大連日本商工会とキヤノン大連事務機有限公司がこれまで果たしてきた貢献に感謝を述べると共に、今後も日本と中国との間の交流が促進され、相互理解が進むことを期待する旨述べました。