片江総領事から日本文化関連3団体に在外公館長表彰を授与
令和4年10月1日
9月29日、片江総領事から、日本茶道裏千家大連同好会、日本小原流大連槐花支部、大連容月池坊花道工作室の計3団体に対し、これまでの長年にわたる日中文化交流活動に対する貢献を称え、「在外公館長表彰状」を授与いたしました。
日本茶道裏千家大連同好会は1997年に設立し、「一碗の茶からピースフルを」との理念の下、日中の民間交流及び文化交流を促進してきました。2018年には大連日本商品展にて茶道講座を実施しており、茶道の民間交流に貢献するだけでなく、当事務所での茶道講座の開催や、瀋陽工業大学や大連外国語大学等の教育機関における茶道に関する講座の実施など、茶道文化を中国国内において幅広い世代に伝え広めてこられました。
日本小原流大連槐花支部は2014年から大連で活動を始め、これまでに1000名を超える華道愛好家に小原流華道の魅力を伝えてこられ、日中文化交流の促進に貢献して頂きました。これまでに大連市内の政府機関や学校、企業などを対象に100を超える文化活動を実施し、本年は日中国交正常化50周年を記念した華道展を開催するなど、積極的に華道を通じた文化交流の促進に貢献してこられました。
大連容月池坊花道工作室は、先代が1990年代から大連で活動を始めており、これまで華道を通じた日本文化交流の促進に貢献してこられました。大連市で行われている「中日(大連)博覧会」において華道のデモンストレーションを実施しています。また、大連市内において華道の文化交流をしているだけでなく、2018年には「日中平和友好条約」締結40周年を記念し長春で行われた「日本華道芸術交流会」において華道の魅力を伝える講座や体験レッスンを実施するなど、中国国内において積極的に華道の推進をしてこられました。
片江総領事は、挨拶の中で、日中文化交流における各団体のこれまでの活動を称え、感謝の意を表するとともに、日中交流や相互理解促進への引き続きの貢献を期待する旨述べました。
表彰式では各団体から代表者が挨拶を述べ、今後も日中文化交流を促進していきたいとの意気込みが語られました。