亀井所長、新年のご挨拶
令和3年1月4日

新年明けましておめでとうございます。
昨年は,新型コロナウィルス感染症により日常生活や経済活動,日中間の往来等にきわめて大きな影響を受けた年でした。ただ,大連市においては大連市当局の素早い対応もあり,経済的な打撃を受けた企業もおありかと思いますが,多くの日系企業の操業が順調に再開されてきたとお聞きしております。大連市政府の対応に感謝するとともに,改めて日本企業の対応力の強さに感心し,日系企業関係者の皆様のご努力に深く感銘を受けました。できる限り早急に世界中で新型コロナウィルスが克服されること,日本と大連との往来が正常化されることを心より願っております。
さて,本年,東京オリンピック・パラリンピックが予定されており,また,その半年後には北京オリンピック・パラリンピックが開催される予定です。新型コロナウィルス感染症後の日中間の交流の盛り上がりに大いに期待しています。当事務所としても,このような流れを背景に,日本と大連間の文化・スポーツ交流の推進,また,来年の日中国交正常化50周年に向け各分野でのさらなる交流を進めたいと考えています。日本と大連との交流活性化に皆様のアイデア,ご意見をお聞かせいただけますようお願いいたします。
現在も,日中間の往来には各種制約があり,在留邦人の方々,各企業の関係者にはまだまだ不便なところが多々あると思います。また,感染者が発生するたびに操業が制約されたり,学校への通学に支障があったり,生活上の不便が生じたりすることがあろうかと思います。今後とも皆様のご意見を伺い大連市政府とも協力しながら問題が解決できるよう努めて参りますので,何なりとお気軽に当事務所に申しつけいただければ幸いです。
本年が皆様にとり,素晴らしい年となることをお祈り申し上げ新年のご挨拶とさせていただきます。