第3回大連日本語人材育成フォーラム・日本語教授法ワークショップが開催
令和2年1月22日

1月18日,中国日本語教学研究会大連分会及び当事務所の共同主催,国際交流基金北京日本文化センターの協力による第3回日本語人材育成フォーラムが開催されました。本フォーラムには大連市外事弁公室,大連市教育局,大連市商務局の幹部の出席を得て,大連市の各教育機関及び技能実習訓練学校等の日本語教育関係者,大連日本商工会幹部など100名以上が参加しました。
今回は「実用的な日本語教育」をテーマに議論し,第1部のフォーラムでは,国際交流基金の日本語教育に対する取り組みについて説明するとともに,大連の各界の専門家より,技能実習,企業内日本語研修,大学の第二外国語・非専攻日本語教育といった分野の日本語教育の課題について議論されました。
第2部の交流会において,亀井所長は「大連と日本の関係の特徴として,日本語人材の豊富さがその一つとして挙げられる。この特徴を更に発揮するため,皆様の日本語教育における更なる積極的な取組をお願い申し上げる。我々領事事務所も可能な限り応援してまいりたい」と述べました。
また19日,国際交流基金北京日本文化センターと当事務所の共同主催による日本語教授法ワークショップが開催されました。主に若い世代の日本語教育関係者がワークショップに参加し,交流や学習に励みました。
今回のフォーラム及びワークショップの開催が大連市における優秀な日本語人材の育成,日本企業の更なる発展,並びに日中間の人的交流の強化やわが国における外国人材の活用の促進に寄与できたならば幸いです。