我が国大連駐在官民機関と大連市政府の対話プラットフォーム「大連日中アカシア懇談会」が開催されました

平成31年4月4日
 
      


  4月1日,「大連日中アカシア懇談会」が大連フラマホテルにて開催されました。日本側から在大連領事事務所,日本貿易振興機構(JETRO)大連事務所,大連日本商工会,大連駐在の地方自治体事務所等の関係者が,大連市側から譚成旭大連市長をはじめ,市政府各部門の責任者が出席しました。
 「大連日中アカシア懇談会」は,昨年12月,大連で開催された日中平和友好条約締結40周年記念レセプションにおいて提案された対話プラットフォームで,大連に駐在する各機関や企業が抱える課題について日中双方で意見交換を行い,課題解決を促すとともに,多分野にわたる大連市と日本の交流関係を発展させていくことを趣旨としています。
 第1回となる今回の懇談会では,2時間以上にわたり,経済,文化交流,青少年交流等の幅広い話題について,忌憚のない意見交換を行うことができました。

 領事事務所の丸山浩一所長は日本側出席者を代表し,譚市長のリーダーシップの下,大連市政府が日本との関係を重視していることを高く評価し,双方の率直な意見交換を通じて,日本側関係者にとっても魅力と活気のある大連市に発展するよう期待するとともに,地方交流が活発である大連市の特徴を活かして青少年交流等の各種交流を盛り上げていきたいと述べました。
 
 大連日本商工会から,企業の運営コスト,人材政策,環境対策,税関迅速化等の大連駐在日本企業の関心事項を提起したのに対し,中国側担当部局の責任者から説明がなされるとともに,譚市長から,今後,更に具体的に大連市の政策を日本側に説明していくよう指摘がなされました。また,領事事務所から,個別の日系企業の抱える問題の解決に向けて市政府指導層に重視いただくよう要請し,大連市側から前向きかつ具体的な回答がありました。日本貿易振興機構(JETRO)大連事務所からは,イノベーション分野における日中協力の取組みを大連市でも展開していく予定であると述べました。
 
 青少年交流をはじめとする各種交流につき,日本側からは,北九州市,岩手県,宮城県,新潟県,神奈川県,富山県の大連駐在事務所の代表が出席し,本年が「日中青少年交流推進年」であることを踏まえ,スポーツ交流を含む青少年交流の予定を説明しました。領事事務所からは,SNSを通じた日本の魅力発信,日本食・日本酒の普及,日本文化紹介,訪日観光の促進,新たな外国人材の受入れのための広報等を進めていきたいと述べました。
 中国側から,2019年の交流計画として,北九州市と大連市の友好都市締結40周年記念行事をはじめ,舞鶴市,大田区,愛媛県,秋田県等の自治体との交流予定や,「アカシア祭り」(5月下旬),第30回キヤノン杯日本語弁論大会(6月中旬),第5回日本商品巡回展(6月下旬),第11回日本商品展覧会(9月下旬)等の大連市で開催される主要行事の紹介があったほか,大連市日本駐在事務所の開設予定や,大連テレビ局による日本語番組の再開予定についての紹介がありました。また,教育分野における日本の各自治体との交流の状況について詳細な説明がありました。
 
 双方は,「日中アカシア懇談会」を今後四半期に一度を目処に開催していくとともに,経済分野や各種交流分野について随時連絡を取り合うことで一致しました。
 
 
【在大連領事事務所からのお知らせ】
 大連駐在の皆様や,大連市との交流を行っている団体で,企業活動上の課題等に係る大連市政府への要望事項や,各種交流についての現状紹介等の情報がございましたら,内容及び連絡先を明記の上,当事務所までご連絡ください。当事務所の日系企業支援や地方連携促進の一環として参考とさせていただきます。内容に応じ,本懇談会で提起することが可能です。(個人情報や企業・団体情報については,当事者の同意なく第三者に提供することはありません。)
<連絡先> Eメール: dalian@dl.mofa.go.jp