大連における大気汚染について
(2013.01.30)

 本年に入り、北京市を始め中国各地で深刻な大気汚染が発生しています。
昨日(1月29日)、大連市の一部地区においても大気汚染指数が200を超え、室外での活動を控える数値に達しました。
大連市での大気汚染は北京市のような高い数値には達していませんが、常に最新情報を入手し、予防策を講じるとともに健康管理にご留意頂くことをおすすめします。
大連市の最新指数情報は以下のホームページ(中国語)でご覧になられます。

 大連市環境保護局(空気質量予報)(前日までの指数)
 2345天気予報(大連空気質量)(最新指数)

 なお、大気汚染に関する対策等の詳細については、在中国日本国大使館からのお知らせ(下記)をご参照ください。

在瀋陽日本国総領事館在大連領事事務所
TEL 0411-8370-4077
FAX 0411-8370-4066
北京市等の大気汚染について
平成25年1月14日
在中国日本国大使館

中国各地で深刻な大気汚染が発生しています。特に、北京の汚染がトップクラスである旨発表されております。
 週末(1月12日、13日)の北京では、一部観測ステーションで、PM2.5の観測値が史上初の900μg/m3に達しました。(環境基準値の12倍、WHO指針値の36倍に相当します。)
※「霧」と「スモッグ」:冬季は、暖房用の石炭焼却に伴う排ガスが増加する上、空気が滞留し「霧」が発生する気象条件が生じやすいため、大気汚染の「スモッグ」も滞留しやすくなります。

1 現在問題になっている「PM2.5」は、直径が人の髪の毛の約40分の1という微粒子で、肺の奥、さらには血管まで侵入し、ぜんそく・気管支炎、肺がんや心臓疾患などを発症・悪化させ、死亡リスクも増加させるといわれています。

→高齢者や子供、肺・心臓に疾患のある方は、大気汚染に対してより高いリスクを有するため、特に注意が必要。
(北京大学の昨年の研究では北京、上海、広州、西安でPM2.5を原因として年間8千人が死亡、世界銀行と環境保護部の2007年の研究では中国全土でPM10を中心とする大気汚染により年間35~40万人が死亡と推計)

2 気象台の発表によれば、現在の気象条件は16日(水)頃まで持続するとされており、引き続き注意が必要です。

3 自分や家族の健康を守るための対策としては、以下のような対応が考えられます。

●不要不急の外出を避ける(PM2.5には安全とされる閾値がないとされているため、可能な限り汚染への暴露を減ら すことが重要)
●外出する場合は、マスクを着用する(「N95」という規格を満たしたマスクは、PM2.5を95%以上遮断します。ネット上で「口罩N95」で検索できます。)とともに、帰宅時はうがいを励行する。
●屋内(特に寝室など、長時間過ごす部屋。屋内の汚染レベルは屋外の約半分に達することもあります。)には、空 気清浄機を設置する。

<参考>

○当館での情報提供(北京の大気汚染の概況、粒子状物質(PM10、PM2.5)の健康影響、一般的な対応策)

http://www.cn.emb-japan.go.jp/consular_j/joho120217_j.htm

○最新の大気汚染データ(米国大使館の観測データを日本語により情報提供)

http://www.lantiantian.com/index.php/ja/home
指数100が環境基準に該当しますので、外出の可否、外出時のマスク着用や空気清浄機利用の目安となります。
北京日本人学校では、指数が200を超えると屋外での活動を1時間以内とし、300を超えると屋外での活動を中止しています。
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