6月11日夜、大連市中山区のホテルにおいて、旅行中の邦人がホテルの部屋で強盗に襲われる事件が発生しました。つきましては、在留邦人及び旅行者の皆様にお知らせすると共に、ホテル又は自宅での施錠について注意喚起を申し上げます。
1.事件の概要
(1)11日午後9時30分頃、邦人が買い物からホテルの部屋に戻り5分ほど経った頃、ドアをノックする音がしたので、ホテルの従業員かマッサージの案内かと思いドアを開けた途端、小型ナイフを持った中国人1名が部屋に押し入り、邦人を羽交い締めにし現金を出すように要求してきた。身の危険を感じ素直に現金600元を差し出したが強盗が足りないと言ったので、邦人がバッグを指さし持って行けと合図し、強盗がバッグを持って行こうとした際、邦人が強盗に抵抗したところ揉み合いとなり負傷した。
(2)直ちにホテル側が110番通報し、公安職員が駆け付けたが、犯人は逃亡してしまった。
(3)病院での診断と治療の結果、邦人は両肩及び両手の計4箇所を切られ数針縫う大怪我及び頭部にも打撲傷を負った(全治2週間)。
2.防犯にあたっての注意事項
(1)比較的安全と言われる大連においても年に数件邦人が被害者となる強盗や空き巣が発生しています。つきましては、旅行者、長期滞在者を問わず海外に居るという危機意識を持ち行動することをお勧めします。
(2)扉の開放について、予め約束のない訪問者に対しては原則扉越しで応対することとし、扉を開けて応対する必要がある場合でも必ず補助錠(やチェーン)を掛けるなどして応対することをお勧めします。また、長期滞在者は慣れから、旅行者は部屋に着いた安心感から外部を確認せずに扉を開放する傾向がありますのでご注意下さい。
(3)万一強盗に遭った場合、決して抵抗せずに相手の要求を冷静に聞き、できる限り相手の要求に従うようにして下さい。金品を目的とした強盗の場合は、相手の要求に素直に従うことで身体や生命への危害を回避できる可能性が高くなります。
(4)また、日本人であることを可能な限り悟られないようにして下さい。この度の事件ではホテルの防犯カメラを検証したところ、数日前から犯人がホテル内を徘徊している姿が映っており、日本人旅行者を狙っての犯行と分かりました。皆様には、必要以上に目立たないように服装や装飾品に注意し、周囲に馴染む言動及び行動を心がけることをお勧めします。
|